【全統マーク】獣医学部合格者の成績推移
2017年の第1回全統マーク模試(5/7)まで約2週間
現在、生徒面談用に2017年卒生のデータを集約しています
(つまり2016年の全統マークのデータです)
獣医学部を目指す人は参考にしてくださいね|・ω・)
1.第1回全統マーク模試からセンター本番までどれだけ伸びるのか?
Q. 第1回全統マーク模試からセンター試験までどれだけ伸びるのか?
5教科7科目理系(900点満点)のデータを参照します
全国平均点
第1回全統マーク模試 500点(55%)
↓
センター本試 559点(62%)
A. 平均で7%伸びます
ここから各大学の合格最低点を利用して
第1回全統マーク模試の目標点を逆算します
例)志望大学:東京農工大(共同獣医) ボーダー86%
86%-7%=79%=第1回全統マーク模試の目標点
目標点にまったく届きそうにない人は
・志望校を舐めている
・その志望校に入るための勉強をしていない
・その勉強をする覚悟がない
ということです。VET生はキツイ面談になるので覚悟しておくように・・・
2.浪人生は全然伸びない!?
「浪人生は伸びない」とよく言われますが、
これにはきちんとした根拠があります
【現役生平均点】
第1回全統マーク模試 470.5点(52%)
↓
センタープレ試験 516.3点(57%)
【浪人生平均点】
第1回全統マーク模試 624.6点(69%)
↓
センタープレ試験 618.4点(68%)
A. 浪人生は伸びない、むしろ下がる
考えられる原因は何でしょうか?
①第1回全統マーク模試の結果が甘くでやすいので、調子に乗る
②5月頃から病みだす
③予備校(もしくは本人が)基礎を疎かにしている
④模試を受けた後、やり直しをしない、計画を立てない
ざっと思いつく限り、こんなものでしょうか・・・
5月の第1回全統マーク模試は圧倒的に浪人生が有利です
現役生はまだ基礎も完成していないし
もしかしたら教科書も終わっていない状況です
それでたまたまいい結果が出たとしても、
だから何?ということです
模試は課題を見つけるために受けるものです
勉強の方向性を定め、課題を修正していけば成績は上向いてきます
3.獣医学部合格者の得点推移
最後に、獣医学部合格者の得点推移をご紹介します
(2017年卒VET生の内部データです)
・順調な成績推移はレアケース
上の表をご覧ください
まず酪農学園大に合格したBさんですが、
第1回全統マーク模試では5人の中でも最下位の結果です
しかし、最後まで順調に得点を伸ばし切り合格を勝ち取りました
Bさんのような成績推移は理想ではありますが、これはレアケースです
実際はAさんやCさんのように合格するパターンがほとんどです
・模試の結果よりも重要なのは、ぶれずに継続する力
AさんやCさんは最後の最後まで伸び悩んでいることがわかります
それでも最終的に合格できたのは、やるべきことをコツコツとこなしていたからです
口で言うのは簡単ですが、これは生半可な精神力では実行できません
頑張っているのに、その結果が表れないことは相当なストレスだったはずです
それでも講師のことを信じ、基礎を固め、弱点を補強し
自分たちがやってきたことを信じて頑張り抜いた結果
合格することができたのです
模試はあくまで指針ですので、
やるべきことがやれているか?
常に自分に問いただすようにしてください
・国公立志望者は夏にセンター対策を終えるべし
センター本試で目標点が取れれば良いという甘い考えではダメです
いくらセンター本番でボーダーに届いても2次試験で振り落されてしまします
夏には弱点をなくし、2次対策に移行しなければなりません
Eさんの場合は第2回全統マーク模試で得点率は下がっていますが
弱点である国語で得点が安定してきたため
ある程度センター試験で高得点を取る目途が立っていました
そのため、秋以降は2次試験対策に移行することができたのです
そもそもセンターで85%を得点したければ
苦手な科目が1つでもあってはならないのです
・最初から自己流でやるのはダメ
最後にDさんですが、典型的な落ちるパターンです
基礎を疎かにし、講師の言うことも聞かずに自己流で勉強はやりたがるタイプです
やっかいなのは、自己流でも最初のうちは点数がとれてしまうことです
このタイプは必ずどこかで伸びなくなります
最初のうちは素直に講師のやり方に従うべきです
そしてある程度基礎が固まってきた後で自分のやり方を見つけていけばよいのです
獣医学部を目指す受験生の皆さん
模試を受けるのが楽しみになるくらい勉強をしてください
結局やるかやらないかなのです
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